皆さんこんにちは。今回はスモモの受粉作業についてご紹介いたします!!!
スモモの多くの品種は同じ花粉(自分の雄しべ)では受粉しても実にならない自家不結実性を持っています。
そのため他の木(受粉樹)から花粉を取り、人工的に受粉させる、受粉作業が必要となります。
しかし単純に受粉樹として他の品種の花粉を受精させても結実しない組み合わせもあります。
スモモの品種に合わせて花粉樹を選定する必要があるのです。
例えば世界一重いスモモとしてギネスに認定されている「貴陽」というすももではハリウッド、サンタローゼなどが有効とされています。
古郡果樹園ではハリウッドを使用しています。
また受粉作業の時期も決まっています。
スモモの花の受精能力は開花から花びらが落ちるまで有効ですが、開花5日目くらいが最も効果的と言われたいます。
天気や気候によって花の咲き方は異なるのでなかなか厄介ですが…
古郡果樹園ではスモモの花が咲いてから一週間に二回以上受粉作業を行います。
大体3月下旬~4月上旬に花が咲きます。
この時はタイミングを逃すわけにはいかないので家族総出で作業します。
我が家のばあばも腰が痛い中頑張っています。
急傾斜地が多く、上を向いての作業になるので負担は大きいのですが、美味しく大きいスモモをお届けするために丁寧に丁寧にひと花ひと花花粉がつくように頑張っています。
ちなみに受粉作業の時に使う道具をご紹介します。
こちらのハケに花粉を付け、スモモの花にポンポンと接触させて受粉させていきます。
もう今シーズンは役目をおえたためきれいに掃除、メンテナンスしました。
以上今回は受粉作業についてのご紹介でした。
受精できたか…目に見えないのでこの時期は不安にになります。
約4か月後には立派なスモモが成りますように。願いを込めて。
またこちらのサイトにて販売状況を更新しています。
是非チェックをお願いいたします。
古郡果樹園ホームページはこちら
https://fgfurufuru.theshop.jp/ (古郡果樹園ECサイト)
それでは!最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
次回は摘粒について解説!こちら
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