皆さんこんにちは!
古郡果樹園でございます。
前回のブログではぶどうの誘引について投稿しました!
それと同じ時期に今度はプラムの「貴陽」の次なる作業が同時並行的に進みます。
今回は「傘かけ」についてのご紹介です!
それではいきましょう!!!!
目次
最終摘果を兼ねて
さて前回の作業では貴陽の摘果についてご紹介しました。
貴陽の予備摘果!さらなる見極めと将来予測が重要…。
http://furugoori.com/2020/05/16/%e8%b2%b4%e9%99%bd%e3%81%ae%e4%ba%88%e5%82%99%e6%91%98%e6%9e%9c%ef%bc%81%e3%81%95%e3%82%89%e3%81%aa%e3%82%8b%e8%a6%8b%e6%a5%b5%e3%82%81%e3%81%a8%e5%b0%86%e6%9d%a5%e4%ba%88%e6%b8%ac%e3%81%8c%e9%87%8d/
この時「次の作業の時に最終摘果を行うからそこまできっちり摘果を行う必要がない」
と申しましたが、その作業がこの傘かけになります!
傘をかけながら、最終的に残す玉を選別します。
いわばプラムの最終選考会…といったところでしょうか。
ここで残ったものしか成長できず、食べられることはない…。
もちろん風や病気などの外部要因で落ちてしまうことはあるにせよ
人の手によって故意に落とすことはこれが最後。
複雑な気分ですが、美味しい貴陽を作るため、栄養を集中するためには必要不可欠なので、心を鬼にして、作業します(笑)
さて雑談はここまでにして本題に入りましょう!
なぜ傘をかける? 唯一のプロテクター!
傘かけの目的についてです。
- 雨水にあたり破裂することを防ぐ
- 果梗部(プラムのヘタや柄の部分、くぼんでいるところ)に雨水がたまり、そこから破裂することを防ぐ
- 日光が直接あたり、日焼けすることを防ぐ
以上が貴陽に傘をかける理由です。
雨に負けないため、日光に負けないための唯一のプロテクターです。
貴陽も人と同じように傘が必要なんですね。
貴陽は簡単に破裂したり日焼けしたり、とっても繊細なんです。
傘かけの時期。遅すぎず、早すぎず。
傘かけの時期ですが、
一般的には「果梗(柄の部分)が1センチ程度になる5月下旬~6月上旬ころ」に行います。
早く作業してしまうと、まだ表面が繊細なため強風で傷がつきやすく、
遅く作業すると、果実が大きくなりすぎて作業効率が悪くなります。
畑をこまめに観察し、適正な時期を見逃さないように行いましょう!
貴陽も子供も見ないうちにおおきくなるものですよ…。
傘かけの方法! 隙間なくきっちりと!
傘かけは簡単です!
傘紙に切り込みが入っています。
ここに貴陽の柄の部分を差し込み、
きっちり差し込んだら、重ねて傘の形状にし、
ホッチキスで止めるだけ!
これだけです!
誰でもできる!
でもとっても重要。
単純作業なので飽きて雑になってしまいがちです。
しかし隙間ができてしまうとそこから水が入り破裂の危険に…。
また脚立に乗った作業。
両手を使うためバランスが悪く落下してしまう事故をあります。
単純ですが、きっちり、丁寧に、安全に、集中して行います。
傘かけが完了した畑です。
きれいに傘がかけてありますし、摘果も完璧!
非常にバランスがよく楽しみです!
最後に。SNSやホームページもあるよ!!!!!
さて今回は貴陽の傘かけについての投稿でした。
いかがでしょうか。
貴陽一つ一つに手作業で傘をかけています。
単純な作業であっても、丁寧にマメに行う。
美味しいものを作る職人魂。
この文化はおそらく他国にない技術力なんだろうなと思います。
今後の作業も手間を惜しまず最高の作業を行います。
また古郡果樹園ではホームページ
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販売サイト
https://fgfurufuru.theshop.jp/
も開設しています!
もちろんSNSもやってます!
インスタグラムでは農業の生産過程や豆知識、農機具紹介もしています!
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それではこの辺で。
最後までありがとうございました。
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