【南アルプス発 幻のプラム 貴陽 販売開始】@古郡果樹園

プラム

皆さんこんにちは!
古郡果樹園でございます。

7月中旬になっても雨の日が続き、スカッとしません…。
太陽の光が少なく、プラムやぶどうの生育が心配になります。

さて、今回は幻のプラム「貴陽」についてご紹介いたします!

また古郡果樹園でも7月18日から1週間限定で貴陽を販売いたします!
販売サイトはこちら 

それではいきましょう!!

目次

様々な過程や困難を乗り越えて…。

前回ソルダムやサマーエンジェルの投稿でも触れましたが、プラムが収穫できるまで、様々なことがありました。

まず剪定です!
これは本ブログでは紹介していませんが、プラムの木の枝を冬のうちに切り、整えることです。
真冬に行いますので、寒く、手が冷たくなる中、脚立に上り作業しました。
将来の木の状態を決める大切な作業。
ぶどうやプラムの農家にとってオフシーズンであるこの冬に、手を抜かずこだわって剪定しました。

次に受粉です!

自然の状態ではうまく受精できないことから、人工的に受粉していきます。

ハケに花粉をつけてひと花ひと花丁寧に、受粉していきます。
この受粉作業、プラム農家にとって最初の大仕事です!
古郡果樹園でも家族、親戚相で作業しました。

特に貴陽は自家受粉できない品種で、この受粉作業は必須です。

花粉は何の種類でもいいというわけではなく、本ブログでは花粉樹として「ハリウッド」や「サンタローゼ」が有効。とご紹介させていただきました。

受粉作業の投稿はこちら

次に摘果作業です!


栄養を集中させるため、美味しく育てるために、実が小さいうちに、将来収穫する実以外、除去していきます。

最終的に残る割合は、なんと2割~1割ほど…。
せっかく受粉して、うまく実がついたのに、8割以上落としていきます。

また貴陽では後ほど紹介しますが傘かけがあるため、最終的な摘果はその傘かけの時に行います。そのため、まだ実が小さいうちは他のプラムと違い7割ほど落とします。
その基準や理由、摘果の効果や理由などは本ブログでも紹介しましたのでそちらをご覧ください!
摘果の方法などの投稿はこちら

次に傘かけです!


これは他のプラムにない貴陽だけにある作業です。
それだけ他のプラムとは別格であり、デリケートであるということです。

雨から守るため、そして強い日の光から守るため傘をかけます。
今になってこの効果を実感しています。

この梅雨時期。さらに、今年はよく雨が降ります。
この雨から傘が守ってくれます。

ここで丁寧に作業をしないと水が当たり、玉が割れてしまいます。
あの時の苦労が報われます…。

また傘かけの際に最終摘果を行います。
ここで最後の選考会が行われるわけです。

傘かけの方法や、その効果、最終摘果の様子など本ブログでもご紹介いたしました。
傘かけについての投稿はこちら

また一年を通して草刈りや、時期やタイミングをみて様々な消毒や作業を加えていきます。
まさに農園と相談しながら、一緒に育てていく感覚です。

収穫まで様々な過程がありました。
時には風が強く、実が落ちてしまうのではないか、雪が降って枝が折れてしまうのではないか、季節外れの雪で霜が降りてしまうのではないか、その他にも心配ごとは絶えませんでした。

いろいろなことがあって、今回収穫に至る。
とても感慨深いものがあります。

でも苦労があったからこそ、最高の貴陽ができたと自信があります。
どの作業も手を抜くことなく完璧に行いました。

次に幻のプラム「貴陽」についてご紹介いたします。

南アルプス発!幻のプラム「貴陽」とは…。

皆さん貴陽は聞いたことありますか?

貴陽はどこで生まれたか知ってますか?

貴陽はギネスブックに載っている?

また、貴陽を食べたことがありますか?
今までのプラムのイメージからは想像できないと思います。

今回は今が旬!
高級プラム貴陽についてご紹介いたします。

7月中旬、古郡果樹園の貴陽は赤く色づいてきました。

ここ最近の雨で色が来るか、また雨の降りすぎで実が水を多く吸い破裂しないか、雨水で玉が割れないか、様々な心配がありましたが、順調に育っています。

ようやく後一週間で収穫できるところまで来ました!

この貴陽ですが、実は山梨で、しかも南アルプス市で生まれた品種と知ってましたか?
貴陽の生みの親は、南アルプス市(旧甲西町)で果樹農家を営む高石鷹雄さんです。
高石さんが約20年間かけて、最高の味と品質を求め、試行錯誤を繰り返し誕生させました。
まさに努力のたまものです。


品種登録は1996年と最近生まれた品種です。
また、栽培が非常に難しいです。先ほども述べましたが、自家受精しないため、受粉作業が必須です。
古郡果樹園では、「ハリウッド」という受粉樹を花粉を取る専用の木として育てており、何回にも分け人工授粉します。

また非常に水分管理にデリケートです。
雨が多く、水分を多く含んでしまうと、実が割れてしまいます。
なので水はけがいい土地である必要もあります。

このようにプラムの中で一番デリケートで栽培が難しいため、栽培量は増加せず、プラムの中で最も生産量が少ない品種です。
そのため希少性があり、市場では高値で取引されています。

これがプラム…?大きさ、味は世界レベル。

栽培が難しく、「幻のプラム」といわれる貴陽。

その貴陽の特徴を2つ上げるとすれば、その大きさプラムとは思えない芳醇な甘さです。

まず大きさですが、なんと「世界一重いすもも」としてギネスに認定されています。
その時の重さは…323.77グラムです!!!!

平均的な桃の重さは250gほどといわれていますのでどれほどの大きさか想像つくと思います。

古郡果樹園でも300g前後のものも収穫されます。

これは昨年採れたものから参考にと写真を撮ったものです。
野球ボールより大きいものがほとんどです

ここまで大きいにもかかわらず、種は小さく、食べ応え抜群です!

次の特徴として、「芳醇な甘さ」があります。

一般的にプラムは酸っぱく、酸味が先に立つイメージがあります。
しかし貴陽は違います。食べたとき「本当にプラム」と驚いてしまうと思います。

酸味は柔らかく、甘みが強く感じます。
果肉はジューシーで芳醇な甘さ。
桃は柔らかい甘さ、水分が多くやんわりとした味わいなのに対して、
貴陽はくっきりとした味わいではっきりしています。

言葉で表すことは難しいですが、とにかくこれがプラム?と驚くほどの芳醇な甘さとくっきりとした味わいが特徴です。

従来のプラムを酸っぱくて敬遠していた方も、このプラムなら驚くこと間違いなし!

最後に。 贈り物に、ご家庭にいかがですか?

「幻のプラム貴陽」についてのご紹介でした。

今まであのプラム独特の酸味が苦手で敬遠していた皆様、だまされたと思って一度食べてみてはいかがですか?

芳醇な甘さにうっとりします。
桃とは違いはっきりとした味わいの虜になります。

またプラムは追熟します。
ご家庭においておけば甘さが増します。
甘い香りがしてきたら食べごろです!

想像してみて下さい。
箱を開けたときの驚き、食べたときの芳醇な甘さにうっとり、そしてそれを囲むみんなの笑顔。

様々な苦労と工程の中で、どこも妥協せずに作りました。

最高の貴陽をお届けする自信があります。

私たちは古郡果樹園は決してフルーツを作っているわけではありません。
フルーツを食べたとき、その喜びや笑顔を作っています。

貴陽は贈り物に最適です
また、ご家庭に、食卓に貴陽の彩りが追加されれば、潤いに溢れます。


日本の贈り物文化、その素晴らしい文化に私たちのフルーツで応えます。
贈られてきたとき間違いなく笑顔になります。

ご家庭の大切な時間に、私たちのフルーツなら彩りと潤いをプラスできます。
フルーツを囲み笑顔にできます。

一度味を見ていただけたら幸いです。

【貴陽】は7月18日から販売開始します。
大変人気で希少なため、数に限りがあります。
1週間限定で販売、数量限定で終わり次第終了します。

また【シャインマスカット】は9月から、
黒ぶどうの王様【藤みのり】やサラブレット【ブラックビート】は8月から
販売開始します。

古郡果樹園ホームページ→ https://fgfurugoori.wixsite.com/mysite-2
販売サイト→ https://fgfurufuru.theshop.jp/
上記から販売しています。

それでは今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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